子供が顎関節症を訴えるケースも増えています。原因は大人と同様にストレスを受けているということにも関係があるようです。とくに、中学生・高校生の受験の年に発症している例が多くあります。受験勉強をする際に猫背になっているのも問題と考えることができます。成長期にある子供にこそ、顎をしっかり使う食事で顎を鍛える、適度な運動を行い姿勢を正しくする、規則正しい生活をして過度なストレスにさらさない、といった基本的なことに注意してあげたいものです。
顎関節症は、子供~高齢者まで幅広くみられる病気ですが、特に20~30代の女性に多く見受けられます。顎関節症が原因で、肩こりや、難聴、手足のしびれなど、さまざまな体の不調に、つながっていくこともあります。明らかに歯並びの悪さが原因の場合には、矯正治療(歯並びの治療)が必要な場合もございます。